問いや考え、意見は一つの定義から生まれます。
例えば、人間は生きている」と定義するので「なぜ生きるのか?」「死んだらどうなるのか?」という問いが生まれるように。もしも、この定義が変わり、「人も物も宇宙も存在のすべてはエネルギーである」という定義からスタートしたら、死も生についても別の考え方へと発展します。
つまり、「すべては何を定義するか?」なのですが、定義するもので、意見が異なり、議論が生まれます。
定義は先にしたもの勝ちというわけではありません。違った定義や意見が出てきたら、それはただ違った対極の世界が現れたという印です。
議論にうんざりしたり、考えることに疲れたたりしたら、その意見が派生した定義が好ましいかという振り出しに戻ることを薦めます。