自分が嫌いだと思う人物に自分がなっているとき、自分は自分に落胆します。
そんな自分を見たくないので、嫌いな自分のパーツを切り離し、ゴミ箱に放り込みます。そして、誰もかたづけないゴミ(切り捨てた自分自身)は、心の奥底に放置されたままになります。
そのゴミは放置されたままにすると悪臭を放ちます。そうなっても触りたくない、片付けたくない場合は、ゴミ箱ごとコンクリートで塗り固めていきます。
自分の見捨て行為は、こんな風に繰り広げられていくのです。
そして、気づくと、目の前に、以前、ゴミ箱に捨てた大嫌いな自分と同じことをやる人物が表れて、その人に翻弄されて生きることになるのです。