インナーチャイルドは、心理学や精神療法の文脈で使われる言葉で、過去の経験において形成された子供時代の自己像や感情の部分を指します。

これは、成人になった今でも影響を与える可能性があり、過去の傷や感情が現在の行動や感情に影響を与えると考えられています。

つまり、彼らは、トラウマを持つ被害者、無力な小さな子供という仮面を操って、私達の人生の「ゲームプレイヤー」として存在しています。

そういった、潜在意識システムの実態（不具合）を知ったなら、人はこれまでの自分の振るまいや考え方をリセットしたくなるはすです。

インナーチャイルドとは脳に記録されているデータの管理人であり、情報を処理するプログラマーでもあります。

彼らはドラマの脚本家でもあり、自分の人生舞台の演出を含め、キャスティングまでこなす有能さを兼ね備えています。

インナーチャイルドをただ傷つきやすい子供だと思っていた人は、こんなことを聞くとびっくりするかもしれません。

宮崎駿作品の「千と千尋の神隠し」に出てくる主人公は、自分の名前を奪われ迷宮を彷徨いながら自立していく物語として描かれていますが、もしかすると私達の多くが、自分の価値を見失い、本当の自分の顔を忘れてしまっているのかもしれません。

もしも、物語の中の千尋のように、あなたが本当の自分の顔（内なるワンダーチャイルドの名前）を取り戻したいとしたら。。
勇気を持って、古い物語や仮面を壊し、ワクワクと純粋な欲求に従う人生を生きる一歩を踏み出しましょう。