インナーチャイルドとつながったのは今年の初めころ。表現アートのワークがきっかけです。
ある起こった出来事からどうにも離れられないでいた。
わかってほしい、ゆるしたくない・・たくさんの強い感情が出てきた。
自分が正しいことを証明したかった。
けれどその欲とは別のところで、本当は自分になにが起こっているのかどうしても知りたかった。
その粘り強さのおかげか、わたしにとっては思いもかけない所でチャイルドと出会った。
驚きと気づいていなかった悲しみととても大切な想いとも再会した。
その事がなければ、このインナーチャイルドのグループには参加していなかった。
そして人と出会う度に無意識のパターンを繰り返して、
ずっと同じ痛みを感じるか、痛みを感じないふりをしていたと思う。
今までもインナーチャイルドという考え方は知っていたし、ワークをしたこともあるし、チャイルドとつながった体験もある。
けれど、今のわたしだからかもしれないし、アトリエワイエスのグループだからこそかもしれないし、表現アートだからこそかもしれないけれど、いや、すべてがあったからこそ、今までわたしが知っていたインナーチャイルドワークはなんだったんだ?
このグループに参加して、今のわたしが知っていることは、インナーチャイルドワークが必要でない人はいないんだなということ。
そしてチャイルドと出会うというのは、強烈な出来事で、促されてコミットもないままでは会えない。
見た目だけの大人ではなくて、本当に成長した人でないと、成長すると決めた人でないと出会えない。
5日間のグループは朝から晩までぎっしり。気持ちも身体もいろんな動きをしていました。
ありきたりに聞こえるといやなんだけど、この5日間はみんなといたからこそ起こったプロセスで。
みんなのチャイルドの嘆きはわたしのチャイルドの叫びでもあった。
みんなが真摯に自分とつながろうとしている場は、フリだけでは居れない。
本当のことって美しいんだ。
そうゆう場にいれることはすごくしあわせなこと。
長い、けれど、あっという間のようでもあるプロセスを経て、もう一度わたしたちは生まれた。
ああ、あの時の産まれたばかりのみんなのそれぞれの顔。
大人のわたしとチャイルドと存在とつながったあの時。
今からはずっと一緒だからねと。
グループに一度参加したから、チャイルドと出会ったから、インナーチャイルドのワークが終わるのではないのだなと思う。
これからもプロセスは続き、いろんなチャイルドと出会うだろう。
わたしにとってそれは面倒なことではない。さまざまな出来事を通して、全体としての自分になっていく。いのちを取りもどしていく。
そのプロセスは、今も、そして振りかえったとしても、きっと美しい。
冒険の旅へ連れ出してくれ、ずっと共にいてくれたエリさん、まいちゃん、えりちゃん、一緒に旅したみんな、すべてのチャイルドたち、そして源である存在、ほんとうにどうもありがとうございます。
これからもよろしく。
(50代/ 女性)