参加者の声【インナーチャイルドWS in 北軽 2021 vol.1】赦しと受容~this is me~

なにかが変わる…そんな予感のもと、2021年の幕開けを迎えた。

2020年、年末あたりから「土の時代」から「風の時代」へ変化するらしい、とあちらこちらで耳に、目にする機会が増えていた。じぶんが望んでいるような共創の世界に近づくらしく、気分が上がる。
とはいっても、この数年間意識していた「じぶんの内側の声に耳を傾けること」「じぶんらしくあること」などの内観的なモードは常になりつつも、日々起こる出来事に翻弄され、ありとあらゆる不安や心配事などのじぶんが創りだす妄想の世界を抜け出すことはできないでいた。

そんな中、じぶんから変化の波を起こしたくて、ドリームマップのワークショップに参加することに。「これで夢にむかって一直線だわ!」そんな淡い期待を胸にワークショップを体験するも、「こんなことってある?!」というような「眠っていた内側の自分の課題」が引き上げられることになる。(もちろん、ここで得た「夢へ辿り着くためのスキル」はまさに半端なく大きいものだった。そして、ものすごいスピード感でここで描いた夢が叶っている!)
こうした体験ののちに、翌月に控えたインナーチャイルドワークショップ(以後、WS)へ参加することとなる。なんとも不思議な思し召しのように、直後に予定されていた4泊5日のWSに事前に申し込んだじぶんを褒めたいし、きっかけをくれた方々には本当に感謝でいっぱい。こうして、人生初の5日間子どもから離れてのWSは始まった。

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結論から言ってしまうと…WSから帰宅して感じること、それは、いままで見えていた景色とは明らかに違う景色が目の前に広がっているということだ。出発前に感じていた、もやもやと霧がかかり、心にひっかかりのあった状況が、不思議なことにす~っと晴れてきている。「え?あのもやもやは、何だったの?」と以前のじぶんとの感じ方の違いに戸惑うほど。

とはいえ、何も起こらなくなったわけではない。日々の何かしらの出来事(ストーリー)は今までと何ら変わらず起きている。「ストーリーが展開されている」ということを理解し、それを俯瞰するよう意識するようになった。そして、「いまここにある意識」への集中。それは、ワークショップを通してエリさんが教えてくださった理論と、みんなとのワークで体感したスキルを日常の中でパズルのピースのように「カチッ」と、はめ込むことができるようになってきたからだろう。目の前のことに抵抗することをやめ、捉え方に変化が起きている。
WSは、というと、美味しいご飯の時間以外は「いま目の前にあること」「課題」「作品創り」に全意識をフル集中させていた。ここで、見たくないというか、在ることにも気づかなかったインナーチャイルドたちがわんさか出てくる。「こんなわたし、いたの?」「これって本当にわたし??」というようなチャイルドたちに逢うたびに驚愕し、号泣していた。今はこうして落ち着いて文章にしているが、そのときは、まさに感情しか動いていない感覚…。


この壮絶なWSを通して見つけることができたチャイルドたち。それを否定せずに赦し、「在ること」を受け入れることの大切さを知る。それらのチャイルドたちも全部含めて、あるがままのわたし「This is me!」として、愛で包んで共存していきたい。


今、こんなふうに思えるのも、あの日、あの場に集った13人のファミリー(初対面の方々ばかりでも、1日・2日で家族のような感覚に陥るほど濃厚な時間を過ごす)の1人として、一つひとつのワークに思いきり、集中することができたからこそ。こんなにも、ほかの事を考えずに集中できたのは、近年ないことだった。

5日間、参加した全員がそれぞれの課題に向き合っていた。だけど、それは、じぶんだけの課題じゃない、その場にいたみんなの課題のように感じた。まさに、共に乗り越え、新たな世界を創っていくスペシャルな時間なのだった。

最終日に、自分軸を持ってみんなの前でした誓いは、ずっと心の中にある。お守りのような存在だ。

魂と愛を込めてスキルを伝授してくださったエリさんはじめ、共に過ごしてくださったみなさんに、そして、気持ちよくわたしを送り出してくれた家族に感謝を込めて。


(匿名希望 40代 教育関係者)

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