参加者の声【インナーチャイルドWS in 北軽 2021 vol.1】まだ見ぬ広い世界に出て

初めてのインナーチャイルドWS。
なんだか大きすぎて、何を書けばいいのか、、。

今回のテーマは自分軸。

私はすぐ、他人に軸を明け渡してしまう。
そして人の目を恐れて人に合わせる、人が自分のことをよく思っていないと感じると不安と自己否定で自分の中がいっぱいになる。

そんな自分を日頃からよく感じていたから、今回のテーマを聞いて、私の自分軸はとても脆いと思った。

でも今回、私はまた別の角度で軸を明け渡している自分と向き合うことになった。

それは実家に、親に、依存している自分。
私にとって実家は、温かい場所。安心できる場所。大好きな場所。
…そこから私は出られないでいた。

私にとって家から一歩出た社会は、無理しないといけない場所。
合わせないといけない場所。怖い人がいる場所。関わりたくない人がいる場所。自分を傷つける場所、苦しめる場所。。。
もちろん、楽しさやわくわくもたくさんある。
だけど、私の帰る場所はそこではない。
やっぱり外には、ずっとはいられない。ときどきでいい。
どんな私も受け入れてくれるのは、私の親、私の家族、私の家だけだから。。。
そして私は、家に依存し、家族以外の人たちと信頼関係を築き自立して生きていく力を培う機会を失い続けていた。

WSの終盤で、自分軸で生きる自分に生まれ変わるワークを1人ずつ、みんなに立ち会ってもらい行った。

私は、家から、温かい殻を脱ぎ捨てて外の世界へ出ていくワークを行った。
出て行くとき、なかなか出て行けなかった。
長く抵抗していた。
ものすごく嫌なわけではない。
行きたくないと言うよりもなかなか行けない、それが続く。そんな感じ。
温室の中から出られない。
やっぱり怖かったのかな。
そして、自信がない。
大切なものだって捨てられない。

どっち付かずな気持ちのまま結局出られない自分。

でも、私の向かおうとしている場所は外だから、行くしかないから、よし、、、と決める。
とにかく出る。
それは頭で何かを納得したわけじゃない。
身体も心も納得した訳じゃない。
でも、進む、やっぱり進みたい。だから、外へ出て行く。振り払うように、、、
一瞬のこと。

私は外へ出てオンギャー!!とないていた。
それも頭ではよく分からないけど、新しいステージで、新しい世界に来て、叫ぶ。そして、踊る。走る!
駆け抜ける!
それも、一瞬のことだった。

「一瞬の風になれ」
今、そんなことばが浮かんだ。

最後に、みんなの前で私たちは生まれ変わった自分のことばで宣言をした。 
私はしばらくことばにできなかったけど、胸の奥で出たいと叫んでいる何かをことばにして言った。 

「私は豊かな力です。
そのことを疑うことなく、みんなと響きあって生きていきます。」

自分の豊かさを疑うのはもうやめよう。
世界を疑うのもやめよう。

出て行こう。
体験していこう。
走ろう、話そう、出会おう、関わろう。

ただ生きよう。
まだ見ぬ広い世界に出て生きよう。
今日も。

image_print