参加者の声【インナーチャイルドWS in 北軽 2022 vol.1】インナーチャイルドの扉を開いて

インナーチャイルドワークショップに参加して、なかなかこのプロセスを言葉でまとめることは難しく感じながら、興味を持っている方に届くように書けたらなと思います。

以前は、インナーチャイルドというと、普段は表に出てこないけど深いワークや現実問題に直面した時などにひょこっと顔を出すような厄介な存在という認識でいて、特段深く触れたことはありませんでした。
ただどこかで『もっと自分と深く繋がれる』そう信じるような感覚をもって、インナーチャイルドの扉をたたきました。

ワークショップが始まる前、今回は補講というかたちで難解なインナーチャイルドの心理構造に触れる時間が設けられていました。
その時に『現実の人間関係でさえこれほど難しく感じているのに、自分の中に複数のパーソナリティがいるって考えるなんて、どれだけ難解な世界なんだ!』と内心嘆いたのを覚えています。

だけどその思いは時間が経つにつれて変化していきました。それまでぼんやりとしていた自己認識が少しずつ整理されていくような快さとともに、エリさんがよく伝えてくださっている『現実の問題や人間関係は自分の意識が投影されたもの』という言葉がそれまでより深く腑に落ちていきました。

私自身は早く統合に向かいたいという意識が強く、自分の中は混沌としているにもかかわらず、それらすべての声と存在を受け入れているようなふりをして、エゴによって『こう在りたい自分』をがんばって作り上げていたような状態だったように思います。

だけどその無理をしている状態には、どこか薄々気が付いてはいたのです。
それがインナーチャイルドの扉を開けたことで、ぼろぼろと崩れていきました。

ワークを通して今まで見たくない、見ないようにしていた自分の存在をひとつひとつ受け容れていくプロセスは、抵抗を伴いながら始まり、とてもぎこちないものだったと思います。

今まで固く閉じていた殻を少しずつ開いていく過程。それを見守ってお世話をしてくれるYSスタッフのみなさん、同じ空間で共にワークに臨む仲間の存在には言い尽くせないほどのサポートを受け取りました。

こんなに独りよがりで欲深くて欺瞞心でいっぱいで、偏狭な自分なんて認めたくない!と抵抗する自分。だけどそんな自分も受け容れて、心の奥底の望み、自分と繋がりたいという望みへとカメのような足取りで向かっていく自分。自分の中で拮抗する2つの力に、本当に死にそうな気持ちになりながら(今考えたらそれは解体されていくエゴの気持ちだったのだなと思います)、しばらくはちからが出ずに日常を過ごすだけで精一杯という時期もありました。

変容するプロセスとは、文字通りそれまで自分だと思っていた自分が一度崩れ、そして出会い直していくことなんだ、ということを味わいました。

インナーチャイルドワークショップは私にとって、その一番怖い最初の一歩を、安心できる環境で、仲間の存在に勇気をもらいながら踏み出すきっかけの場所となりました。

人生という大きなプロセスの中では、これからも山あり谷ありいろんなことを体験するんだろうなと思います。だけど、人生のこの時期(ピンときた時)に深い深いインナーチャイルドの世界に出会えたことは、本当に幸せなことだと思います。

自分ともっと繋がれると信じていた私に、そうだよ、そうなっていくよと温かい眼差しとともに伝えてあげたいです。

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