参加者の声【インナーチャイルドWS in 北軽 2023-絵本】私の中の意固地なチャイルド

前半に行った〝黒い絵本〟制作。

私の古い人生のストーリーは他人軸と恨みだった。最後は「女神はどうしてあんなこと言ったの?ぼくの人生を返して」という言葉で終わる。

エリさんは「黒い絵本は今の自分を表すからやりやすい。新しく、魂が望む自分になるための〝白い絵本〟を作る方が難しい」と言った。

新しいやり方、まだ味わっていない感覚、それを信じてみること、受け入れてやってみること。。。〝今まで〟を破壊して、〝新しい今〟を創造する。

まず、散歩に出かけた。私は頭で考えてしまうから。頭の中の古い情報で作ろうとしてしまう。

森の中を進み、流れる水に足を付ける。冷たくて痛い!でもなんだか気持ちいい。

ふっと面白いストーリーが浮かんだ。

あぁ、そう言えば私ってコミカルで面白いことが好きだったっけ。

その日の朝、昔読んでいた面白い漫画の話が出て、私はあの漫画を読みながら笑っていた気持ちを思い出していた。

そんなことを思いながら、私の中に楽しいことが入るスペースが生まれていた。

アトリエに戻ると、やっぱり…どうしようか…と、また抵抗と恐れが沸いている。

それを超えて、とにかくやりたいことを全部盛り込んでいろんな素材や技法で絵本にしてみるのはどうか。

よし、やるだけだ、と作り始めた。迷いはなく進むだけだったし勢いもあった。

でも、朝エリさんが、絵本を作るときに編集を通すことで対話が生まれて自分1人では生まれなかったものになっていく良さもある…というようなお話をしていたことを思い出す。

We空間。

自分1人で世界を作り上げた方が思うようにやれる。

せっかく決まった方向を変えたくないし変える必要もないと思っている。

でも、一度エリさんに私の制作の方向性を聞いてもらって話をすることが大事な気がした。

人を介す、人と話す、人と関わる。。。

相談して本当に良かった。

「これだと今までと一緒だよ。何もチャレンジがない。」

え?!恐れを超えるチャレンジと思っていたので理解するまでに数秒かかった。

…でも確かに。自分では気づかなかったけど、今までのi空間の表現・在り方と変わらなかった。その表現が悪いわけじゃないけど成長にはならない。

「あなたは自分のどのチャイルドと向き合いたいの?」

…。

「あなたの中にはいろんなチャイルドがいるよね。…意固地になって肩ひじ張っている子もいるよね。…」

…いる。私はそのチャイルドのことが気になった。絵本を描くことで、その固執を解くことができるかはわからなかった。何か変わるのかはわからなかった。

でもその子のことが気になっていた。

だっていつもいて、いろんなときに出て来て、、私の一部でもある。そして私はその子を自分の嫌な所だと思って隠している。

私はその子と向き合いたい。

そのあとは、楽しんで作れた。あまり迷うこともなかった。

「締め切りから逆算して、計画的にやらなきゃね」

今できる範囲でしたいことを最大限する。できない範囲までしたらふくらみ過ぎて実現できない。できる範囲で実現させていくからこそ体験できるんだ。

そんなことに気づきながら、その自分にとって新しい取り組み方を体得しながら作って行けていることの面白さや嬉しさを感じている。

自分の絵本がおかしくて作りながら吹き出してしまう。

みんな、それぞれの作品を、それぞれの表現や道のりで作り上げていく。

最終日前夜、まいきー(事務局の寺田さん)がこの時の為に制作しておいてくれた追い上げソングプレイリストを流してくれて盛り上がる。

忙しい中こんなことを楽しみながら準備してくれていたんだなぁと、プラスαの遊び心でみんなをサポートしてくれる心のスペースを感じる。

アトリエワイエスはいつも遊び心を大切にしている。

「ユーモアが助けてくれる」

エリさんはそう言っていた。

私はこの絵本を描いたことで思いがけず自分の中の肩ひじを張った意固地なチャイルドのことがおかしく可愛く見えた。

この子はこれでこそこの子だから。。押さえ込んだり変えようとするでもなく、外側から見れる視点が生まれた。

チャイルドを抱擁できる自分になってくぞ。

人と関わって、新しいチャレンジをして、様々な視点を経験していこう。

これからの白いストーリーは、そんな自分になる成長の道。

5日間共に過ごしてくれたみんなからたくさんのギフトをもらった。

最終日、みんなの絵本に感動し、涙し、こころがときめき、私の本にみんなが笑ってくれた。

みんなの笑い声は愛と平和そのものだ。

私の中にその振動が響き渡って巡った。

image_print