参加者の声【LIFE Design Workshop in 鎌倉 2017|人生と暮らしを豊かにデザインする】 自分の感覚を信じて

今回のワークショップでは、自分の感覚、感性に耳を傾けて、研ぎ澄ますことを、繰り返し練習したように思います。

日々の慌ただしさに追われて、気にもしていないこと、まあいいかとなっている暮らしのあれこれをひとつひとつ問い直す。
私、本当は何を着たいのだろう、今何を食べたいのだろう、どう暮らしたいのだろう。ボンヤリ、バタバタと日常を過ごしそうになっても改めて問うてみる。
気がついたのは、この問いかけをすることで立ち止まったときにできる間、余白。
この間が自分に戻るということであるならば、毎日の生活の中で私は私に戻って次にどう行動したいか、どう自分を表現したいか、そのハンドルを自分で握ることができる。
小さくとも一歩一歩、自分を歩んでいくことができる。ワークショップを終えてみて、そのことを徹底的に練習するのがこのワークショップだったのかなと思っています。

ワークショップでは、後半の4回には毎回製作、デザインの課題がありましたが、これが本当に楽しかったです。

毎回ヘトヘトになるほどエネルギーを使い切るハードな課題たちでしたが、製作に没頭できる幸せを感じ、自分の中の創造性の泉に触れ、そして参加者の皆さんの豊かな創造性に毎回感動してました。

みんな本当に素敵な作品を毎回創りあげるので、それを見るのも素晴らしい体験で、たくさんの刺激をいただきました。

中でも印象的だったのは食の会。丁寧に心を込めて料理の支度をすること、そのことが食材、道具、食べる人、そして支度をする自らを大切にする行為であり、癒す行為になることに気づかされました。

日々をどのように過ごすのか、自分に問うていくその積み重ねで自分が変わる、見える景色が変わる、変えていくことができる、そのことに気づかせてくれてありがとうございます。
素敵な仲間たちと毎回たっぷり楽しんで時間を過ごすなかで、たくさんの気づきを得ることができて心から感謝しています。

ワークショップが終わって、ワークショップがもうないんだということを心底寂しいと思いつつも、毎日の暮らしの中でちょっと立ち止まって自分への問いかけを繰り返し、(うまく聴こえてこない日もあるけれど)自分の心の声を聴いて確かめながら、楽しみつつ過ごしています。

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