参加者の声【LIFE Design Workshop in 鎌倉 2017|人生と暮らしを豊かにデザインする】 It’s never too late to learn !

これまでも他で心理学などを学んできましたが、このLife Designは衣食住をテーマにより実生活に落とし込みながら進めていく生きた心理学だと感じました。

特に、自分にとって何が「快」で何が「不快」であるのかをたくさん気付かせて頂いたことはありがたかったです。そして不快なものを先送りにしたり、見なかったことにするのではなく、既存のものから素敵なヒントを得たり、想像力と創造力を用いることで、それをより快適に、より好きなものに、より美しく、より美味しいものに変えていく力が私たちには元々備わっていることを思い出させてくれました。

実際、仮住まい中の私は次に引越す時に好きな家具を揃えればいいと考えていましたが、Life Designの学びを通して、それは人生そのものも仮になってしまうことに気づくのです。今いる場所を快適にする、自分の為にもきちんと料理を盛り付ける、どんな服が心地よくて、どんな風に見せたいのか、手作りすることの楽しみ…など、素敵な仲間たちと共に刺激し合いながら学んだ時間はとても豊かでかけがえのない幸せでした。

毎回楽しいけれど、自分を出し切っていくのでかなり疲れました。でも爽快で、やり切った感のある疲れでした。一番楽しくて疲れた(笑)のは、「衣」の回でした。ストールを染める為のデザインから色の調合、染色作業、途中で刺し子用に糸も染めたりなど時間的には無理をしましたが、エリさんやスタッフの皆さんが全力でサポートしてくださり、世界で一枚の私のストールが完成しました。とても嬉しかったです。
また、糸染めの準備でエリさんと糸巻きをしている最中にも、絡まった糸のほぐし方は「今ここに集中するだけ」という深い気づきを得ました。

「人間は何1つ自然を生み出すことはできないけれど、火をおこすことや米を作ることを体験した人は何か強さがある」と昔、恩師に言われて、趣味で仲間と米作りなどをしてきました。
その感覚と似ていて、Life Designの学びから「人生はいつでもやり直せる」という強さを頂いたと思っています。

その方法を知ったからには、もう自分に言い訳ができず、困ったなぁとも思いながら、今、感謝の気持ちが溢れて止みません。ありがとうございました!