参加者の声【LIFE DESIGN 2020 in 鎌倉】I am that I am !

『ライフデザイン』のワークショップは、以前から参加してみたいと切望していました。前回参加した友達がどれほど楽しかったのかを話してくれたので、早く開催されないかな~と密かに待っていました。実際に参加してみて、これは人に話したくなるはずだ!!と友達の気持ちがとてもよく分かりました。

初日のワークで、『人生をReデザインする』という言葉を聞いてはっとしました。私は今まで”人生”というものを受動的にしかとらえていなかったなと。ワークでは、自分はどのように行きたいのか!!どんな暮らしを望むのか!!誰と?どこで?何をしたいのか?ということを考えると同時に、現実での不満も洗い出しました。

不満は次々に出てきました。何かを理由にこんなに我慢しながら暮らしていたのか…と驚きました。この作業をしたことで、今の私の生活を俯瞰して見ることができ、また自分の観念とも向き合わざるを得なくなりました。
そこには、「私はセンスがない」とか、「私にはそれをもつ価値がない」とか、「私には魅力がない」とか「私には力がない」とか他にもお金のブロック等々いろいろな思い込みが埋まっていました。
特に「センスがない」という観念は、私を制限する大きな重りになっていました。

エリさんの言葉の中で『正しい美学はない。自分のそれぞれの美学でいい。差が私らしさ。好きなものは頭では分からない。もっと深いところにある。』というようなことを何度も言ってくださり、その度に「そうだった!自分の感覚でいいんだった!」と自分に言い聞かせました。日常生活でもそのように意識するようになり、徐々に自分の好きなものを否定しなくなってきたように思います。

全6回のワークを終えて、髪型を変えたくなりました。以前からイメチェンしたかったのですが、似合わないだろうと怖くて渋っていました。この間パーマをあてました。そしてその日に服も買いたくなり、久々に買いました。人にどう思われるかは全く考えず、自分がいい気分かどうかに意識が向いていてそんな自分がとてもいいなと思いました。

第5回目にショールのデザインをして藍染をしましたが、その時にも出来上がった自分のショールをとても気に入っていて、人と比べていない自分や、他の人のショールもそれぞれに素晴らしいなと思えている自分がいて嬉しくなりました。

第4回目は、衣食住の『食』の回でした。最後の晩餐に何を食べたいか?から始まり、自分の『食』について深く掘り下げていきました。何を目的に食べるのか?誰と食べるのか?誰のために作るのか?何を創るのか?どのようなスタイルで食べるのか?何を大切にしたいか?等、インテグラル理論の視点からみていったことが私には分かりやすかったなと思います。
私は、『食』を通して、健康になることは勿論ですが、幸せを感じたいのだと改めて気がつきました。お茶一杯にも感謝するような暮らしにしていきたいなと思いました。

パン作りの過程も一から見せてもらいました。こんなにも時間と手間と愛情をかけて作られているのか!!と正直驚きました。他にも、どの粉を使うと仕上がりがどうなるとか、その日の温度とか湿度とか、こね方とか、焼き加減の微妙な調節とか…、パンに注がれる愛情に感動しました。

この体験から、食事をするときに感謝の気持ちがより深まるようになりました。この食材を作ってくれた人に対してや、この食材そのものや、それを運んでくれた人、販売してくれた人、食材を料理してくれた人、おいしく味わえている自分の身体等への感謝です。

この『ライフデザイン』に参加して、日常の小さなことへの感謝や感動が増えました。そして、自分の”心地よさ”や、自分の”好き”の感覚に意識がより向くようになりました。
今、人生を味わっている気がします。しかし、もっともっと豊かで味わい深いものにしていきたいので、Reデザインを試行錯誤し続けていきたいと思います。

本当に素晴らしいワークショップでした。自分の人生への意識の向け方が変わりました。ありがとうございました。心からの感謝を込めて。

(40代/女性)

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