初めての参加だったのですが、「なんて軽やかなんだろう」と感じました。
今まで色々な心理やスピリチュアルのワークショップに参加したり、個人的に内省を進めてきましたが、こんなに軽やかに自分の内側の深い部分にアクセスできたのは初めてでした。
自分の内側に入り込んでいくといやな記憶を思い出して、一時的に心の好転反応のようなものが起きて沈んでしまうことがありますが、そういった ”後遺症” もなく、ただただ心地よさだけが残りました。
ワークショップの内容はすばらしく創造的でバラエティに富んでいて、おもしろかったです。粘土で造形をしたことがほとんどなかったので立体的なものを作るのはむずかしかったのですが、手の感触などが忘れていた五感を呼び覚ましてくれたように感じました。
また、今までなんとなく頭のどこかの色々なところに散らばっていたような何かに、Eriさんが「女性史」というキーワードをくれることによって光が当てられ、それらがひとつの形になって現れてきたように感じました。
それは、最後辿り着くべきところにたどり着いたような感覚でした。
素人なのでうまくできるか不安もあったのですが、手を動かし続けるとだんだん周囲の音が消えていき無心になる瞬間、何かが見えてくるような気がします。
そういう状態になれると、回り道を全くせずに行きたいところにワープしたように直接アクセスできたような感覚があり、今まであんなに苦しい思いをしてここまできたのにと不思議な気持ちになりました。
そうしてできたものが目の前にあるというのも初めてで、自分を外側から眺めるとこんな感じに見えるのかということが新鮮でした。絵を描こうとすることで、内面に深くフォーカスしていく感覚も初めてでした。
テキストを書くことで内面にフォーカスすることが多いのですが、文字だと左脳を使うせいかどうしても自分をジャッジする思考が働きやすく、痛みを伴います。
マッサージ等で癒しを感じることも多いですが、自分一人で完結することが難しいのが現状です。その点、アートセラピーは優れていると感じました。
女性性ということについて、占星術やタントラ、歴史的背景などこんなにも色々な視点からの講義を受けたのは初めてで、幅広い知識に造詣が深いEriさんは本当に素晴らしいです。
3日間を終えて、Eriさんが書いたシナリオを生きたように感じるほど、計算し尽くされたような繊細な構成のワークショップでした。
参加者の方はリピーターの方も多いのですが、みなさまフレンドリーで特に疎外感もなく2泊3日を過ごすことができました。というより、あっという間でした。
振り返るといつもスタッフの方が温かく見守ってくれていたのも、すごく嬉しかったです。
そして、ごはん!!!が美味しくて美味しくて美味しかったです。
本当にありがとうございました。