参加者の声【Tao Workshop 2020 in 鎌倉】新しく産まれた私と一緒に

図書館にあった「はじめてのアートセラピー」を見て以来ずっと心の奥でやりたいと思っていたのに、日常に追われ、まぎれて忘れてしまっていました。

今回、コロナ離職で今後をどうしようかと何となくネットをぐるぐるしていたとき、見つけたエリさんのインタビューを辿って行ったらあの憧れの本にまた出会えて、もうじきワークショップもある、場所も行けるとこ、時間も参加費も今ならまだある、まだ席もある!と、導かれるようにして参加しました。

ワークはなかなか大変でした…。どうしても埋まらないところがたくさんあって、そこに触れようと思っても心の中で何かが拒んだり。シャドウワークで思わぬ号泣をし、それが自分でも驚くほどたくさん抱えていた””悲しみ””だとわかってから足を浸けた鎌倉の海の波の心地よさは忘れません。

波に洗われて新しく産まれて帰って来ました。

その後ただただやりたくて、自分になるためのワークを続けています。別の問題についてタオに貼り付けてみたり、絵を描いてみたり。やっぱり苦しくて疲れ果ててしまいます。

毎日やり続けてやっと根っこの問題に触れることができるようになった感じがするのですが、そうすると、シャドウワークで手を繋いでハグした時の暖かくて優しく、心から許されている感覚にものすごく支えられます。ひとりではなく、最後に統合が必要な理由が良くわかりました。

人見知りの私は初めてのワークショップと初めて会う方ばかりなことに正直不安でした。うまくできるかな、うまく会話できるかな、うまく…。

(今思うと、この「うまく」ってのも手放す必要がありますね。)

全く要らぬ心配でした。皆さんの作品を見ているとひとりひとりの世界があってその豊かなことに目を見張る思いでした。自分であることを共有できると言うのでしょうか、同じ目的で集まった人たちの作品やお話しを聞くのが本当に楽しかったです。また、ダンスを踊ってくれたともこさん、とてもとてもステキでした!

ずっと描けなくて作れなくて、描きたい、作りたいと思ってきました。

自分には手に入らないものと思ってしまう無意識を手放すため、これからもワークを続けます。絵を描くことが私には必要なようです。

行き先はぼんやりしていますが、決意した居場所は部屋に飾った「新しく産まれた私」がいつも寄り添ってくれています。ずっと一緒です。

ステキなエリさん(5Gのお話最高でした!)、優しいスタッフの皆さん(ごはんとっても美味しかったです!)、一緒に参加した皆さん、本当にありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています。