参加者の声【TAO-Mind Reset Online WS】分離から統合へ

今回は、待望のアトリエYS初のオンライン対応WSということで、海外在住のわたしは迷わず速攻で申し込みました!

私の表現アートとの出会いは、エリさんの著書で、いつかエリさんに直接会いに行きたいと思い続けて、行動を起こし、2019年の4月に鎌倉まで会いに行き、感動の対面!そして同年8月に北軽井沢と鎌倉での集中講座に2つ続けて参加。昨年の夏も行こうって決めて飛行機のチケットまで買っていましたが、パンデミックで渡航できなくなって断念したので、今回オンラインでもWSを開催していただいて、本当に感謝しています!

オンラインでのWSは、日常生活の合間を縫って作品に取り組むので、会場で一日中そこにいるみんなと一緒に、ぐーっと集中し続けて一気に作品を作り上げるのとはまた違ったシチュエーションでしたが、WSが始まる前日に、指定された画材マテリアルを揃えるところから、もうすでにワークが始まっているような感じで、木の枝を拾ったり、3メートルものタイムライン用の紙を2枚用意するために、サイズを測って切ったり、貼ったり、2色の粘土や、八つ切りとか四つ切りサイズの紙を揃えたりしている間に、エリさんのこのオンラインWSへの情熱とこだわりをビンビン感じ、これはかなり深いワークになるなーという予感がしていました。

3日間のWSで、1回3時間ずつのzoomミーティングの時間は、ものすごく盛りだくさんで、密度の濃い時間でした。熱のこもったエリさんのレクチャーだけでもすごい収穫でしたが、その場で描いた絵や粘土製作を通して感じた事をブレークアウトルームで2〜3人ずつに分かれてのシェアの時間もあり、対面の時のように参加者同士の交流の機会もあり、シェアの時間もたっぷりで、充分なアウトプットができました。

私は2019年秋からのアメリカのパーソンセンタード・表現アートセラピーインスティテュートの2年間プログラムでも腰を据えて表現アートセラピーを学んでいる最中で、たくさんの、インナーチャイルドワークや、ボディーワークを通して自分とつながるプロセスを重ねてきて、随分と自分を大切にできるようになってきているなぁということを、今回、再確認することができました。

私が、表現アートに辿り着いた、エリさんとの出会いには、運命的なもの感じていて、人生の節目節目で、エリさんとワークできることに、深い意味を感じています。

今回のタオの講座は、エリさんの本の中でも紹介されていたワークがいくつか組み合わさっていて、人生のタイムラインの製作は、自分で本を見ながらやった最初の時のものと、2019年の夏に北軽井沢でつくったもの、そして今回で3回目。何回やってもすごくエネルギーのいるヘビーな作業です。

今回は、贖罪がテーマで、過去に自分が傷ついた経験と、誰かを傷つけた経験を別々の長い紙に描き、メタファーである石を一つ一つその上を歩きながら置いて、謝罪と感謝と双方の幸せを祈るという課題でした。描きあげてみると、被害者だった記憶と加害者だった記憶が重なっている部分がいくつかあることに気づきました。特に家族に対してのものは、その傾向が顕著でした。

「罪悪感というのは一番低い波動」というエリさんのお話が印象に残っています。

そして、1日目のワークをした翌朝に、啓示的な夢を見て、大きな「アハモーメント」が降りてきました。どうやら夢の中でもワークの続きをやっていたようです。潜在意識ってすごい!そこからの気づきは、思い込みや先入観をとっぱらって物事を見たときに見え方が180度変わるということと、どんなに行き止まりのように見える場面でも、必ずどこかに突破口があるということです。

ふと、ルビンの盃(二人の向き合う人か盃か)の絵を思い出しました。一つの物事には、いろんな側面があり、視点を変えることで、全く違った風に見えてくる。タオも、自分の中にある片方だけを排除するのではなく、分離から統合へ、「気づく、認める、手放す、インプット」のプロセスを経て自分の内面を「統合」していく作業でした。

自分軸の弓と手放す矢の製作も楽しかったです。最終日の「火の儀式」は、翌日に自宅の裏庭で、ホーロー鍋を使って自分でもやりました。東西南北天地の神様に感謝の礼をして、過去の後悔を手放し、自然の精霊に感謝し、世界の平和を祈る。心の浄化をして波動が上がりました。