「オンライン」には苦手意識がありましたが、コロナ渦で遠出もしづらく、年初めで、しかも転換期、心の整理をするのにちょうど良い時期なので思い切って受講してみることにしました。
最初は、パソコンの画面越しにアートワークができるのか、不安でした。しかし、実際にオンライン講座が始まってみると、すぐにその不安も飛んでいきました。
画面越しでも、アトリエYSの雰囲気や参加者の想い・エネルギーが伝わってきて、対面で行うワークショップと何ら変わりませんでした。
ただ、ワークで使う画材などを事前に用意したり、自分の部屋にワークができるスペースをつくらなければならず、事前準備がちょっと大変でした。
大きな画用紙や紙粘土も、普段購入しないので売っている場所が分からず、3・4軒を回って、まずは画用紙、翌日は紙粘土と墨、という具合に少しづつ購入していきました。
用意ができてしまえば、セミナー中もそうでない時も、いつでもワークに取り組める環境ができ、日々の生活の中でアートワークに取り組む良い契機となりました。
家事や買い物、仕事など日々やることの合間に、1時間ぐらいワークをする時間を設け、課題に取り組みました。WantとMustを行ったり来たりしながら、まるで現実逃避する様に、課題の弓矢作りに使う素材探しに時間を費やしました。
悪天候だったり、やる気が出なかったり、様々な妨害が出てきましたが、そんな中、自分の気持ちと向き合い、休み休み行うことで、自分の心の在り様・クセが分かってきました。
普段、アトリエYSで行うワークは非日常空間であり、滞在中は自分の日常生活とは切り離された場に居ます。ガッツリ集中して取り組むことができる一方、自宅に戻った時に自分でワークを続けることは難しかったです。
その点、「オンライン」ワークショップでは、日常生活の中にワークショップの時間を設けることになります。ワークショップが終わってからも、自分で好きな時にワークを行なう習慣が身につき、とても良かったです。
ちなみに、今回のワークショップ最終日の翌日は、新月でした。
浄化の力が強まる新月に合わせ、セミナーで行なった「弓矢のワークとお祈り」を1人で見様見真似でやってみました。
自分軸として製作した弓矢で矢を放ち、手放したい想いを宇宙へ飛ばす。
神様に祈りを捧げ、放った矢を燃やしていく。
燃える火と煙を見つめながら、瞑想を行い、再びお祈りをし、終了。
このワークを通して、”火”そのものの持つ「浄化」作用の強さを痛感しました。
“焚き火”は、囲んでいる人を外側からも内側からも暖かくしてくれます。
神事でも、お清めや厄祓いに頻繁に用いられています。
炎が燃え盛る時の煙の匂いは、どこか懐かしく、昭和の田園風景を連想させ、癒されます。
煙でいぶされ、小さな虫がどこからともなく出てきました。
あ〜、防虫効果もあるのですね。
何だか家も煙で浄化された様に感じました。
“火”を見つめていると、
「ぼぉ〜」っと炎が大きくなって吸い込まれていく様でした。
とても静かで神聖な世界。
弓矢のワークを行なった夜、眠りにつこうと目を閉じると
ふと煙が立ち上るイメージが浮かんできました。
「もくもくもく」と立ち上る煙。
まだ部屋に匂いが残っていたのでしょうか、焚き火の匂いもしてきました。
立ち上る煙と共に、要らないモノが身体から出ていき、心身が「浄化」される様に感じました。
アートワークって、家でもできるのですね☆
オンライン上ではありましたが、皆さんと出会えたこと、そして、一緒にワークに取り組めたことに感謝しています。ありがとうございました(o^^o)
※くれぐれもお部屋の中で火を扱うときはご注意ください。
大きなものを燃やす場合は、野外の火を扱える場所でワークをしましょう(アトリエワイエス)