レポート【Drawing Art Therapy 2020】Integral Drawing Art Therapy <アートブレーン・ワークアウト> 絵を描く脳と身体をつくる

Workshop Report

 Integral Drawing Art Therapy 2020

アートブレーン・ワークアウト

絵を描く脳と身体をつくる

2020.6-9 全5回

2020年6月、コロナウイルス感染の第一波が少し落ち着いたころに、ドロイング(絵を描くこと)の連続講座が始まりました。

絵を描くためには、まずは、ものの「見方」を学ぶことも大切です。ケンウィルバーのインテグラル理論を用いて、自分自身のものの見方の癖を知り、新しい視野で絵を描くことを学んでいきました。

そして、時折、表現アートを用いて、こころと身体をもみほぐしながら、あとは、ひたすら、絵を描く。描く。描く。

みんなもくもくと真剣に取り組みました。

仲間とともに絵を描きながら自分自身と向き合った濃厚な時間でした。

自分には過去も未来もない。
ただ現在に生きようが為に絵を描くのである。
- パブロ・ピカソ -

Deta

心を癒すためにできること。
その一つが「絵を描く」ことです。

「描くこと」には、神経を休ませる不思議な力があります。心に積もった想いを、落書きのように描くこともできるし、目の前の自然をスケッチして描くこともできるでしょう。

ただ、絵を描くことに慣れていない人や苦手意識がある人にとっては、絵を描くことが逆にストレスになってしまい、絵を描くことの楽しさを味わう前に「自分には無理だ。。」と、絵を描くことから、遠ざかってしまうのかもしれません。
しかし、もし、描く力(画力)が向上したならば、、誰にとっても<アート=創造>は興味を惹かれるもので、心がワクワクするはずなのです。

ドローイング・アートセラピーの描画メソッドは、たった8日間のエクササイズをこなすことで自然と画力がアップし、「描くこと」の楽しさを体験することが出来るシンプルなメソッドです。

本プログラムは、絵を描くことが苦手な人や、もっとうまく描けるようになりたい人など、どんな人でも無理なく実践できる内容となっています。美術学校でも教えてはもらえない、さまざまなドローイング法を細かく丁寧にこなすうちに、劇的に画力が向上していることに気づくはずです。

8日間の基礎コースを体験し、身につけたスキルは一生無くなることはありません。
また、画力が上達するだけではなく、モノを正確に見る力を養い、物事の捉え方が変化することで、実生活の問題からも自然と解放されていくでしょう。

1回目 
6月6日(土)13:00-19:00
6月7日(日)10:00-18:00

<インテグラルブレイン・ワークアウト>
「絵を描く脳と身体をつくる」ウォームアップエクササイズ

*「描けない」という「観念」を手放す
*観念を書き替える練習
*頭で描くのではなく感覚で描く(感じて描く練習)
*右脳を鍛えるエクササイズ

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第2回
6月20日(土)13:00-18:00
6月21日(日)10:00-18:00

<ビリーフクリアリング技法>
在るがままを観る目を育てる2D画法から3D画法

*観念を書き替える~在るがままを観るエクササイズ
見る、看る、診る、視る、覧る、観る

*立体的デッサンの基本練習~形のなりたちを知る

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第3回
7月6日(土)13:00-19:00
7月7日(日)10:00-18:00

<タオの世界を描く>
明暗一体・対比の世界を描く

*タオのドローイング
*陰影の基本練習
*3Dカラーデッサン~プライマリーカラーの基本練習

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第4回
7月18日(土)13:00-19:00
7月19日(日)10:00-18:00

<インテグラルドローイング>
イット空間とイッツ空間を描く

*風景スケッチのための基本練習
*人物スケッチのための基本練習
*エネルギーとフロー(流線)を描くエクササイズ
*身体デッサン

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