355

自信のない人や、自己価値観の低い人は、潜在的に怒りをかかえています。それは、自分に対する怒りです。自分が自分を信じてくれないことへの怒りであり、自分の価値を認めない哀しみがあります。

自分の評価は、自分しか決められません。自由に決めて良いのに、どうしてわざわざ低い評価をつけてしまうのでしょう? それでいて、人から低い評価を受けると、落胆し怒りを感じてしまうのです。
自分が自分を信じないので、他者も同じ事をしているだけなのに…。

354

自分が傷つくことを怖れる人は、自分のことも、相手のことも見えていません。
見ているのは、傷つきそうな自分の皮膚だけ。
その近視眼は、あらゆる可能性も見過ごしてしまいます。本当は、もっと楽しいことが沢山あるはずなのに…。

353

人にサービスしすぎたり、気を遣いすぎたりしても、相手には伝わらず、その努力は報われないことが多いのです。なぜなら、その無意識の意図が伝わってしまうから。

あなたの気遣いは、相手にとって、過剰なサービスだったりします。人の事ばかりを気にしている時。それは、その人を気遣っているつもりでいて、実は自分が傷つく可能性について気にしていることだったりします。
相手は、その「下心」を読み取ってしまうので、素直に喜ぶことができなくなるのです。

352

相手にコントロールされないために、自分の世界に籠もってしまうと出口が見つからずに、よけい不自由になります。

相手のコントロールをきにしないことが、一番自由で居られる秘訣です。相手に対しても「コントロールしないで!」と、コントロールしないことです。

351

「まあ、いいか」って、少しなげやりな言葉に聞こえますよね?

でも、この言葉は、いろいろ役立つ使い方があります。
何か、心配なことが頭から離れないとき。誰かを責めているとき。反対に自分を批判しているとき。なんとかしなきゃ!って、イライラするとき。

とくにこの言葉は、「〜ねばならない「「〜するべき」と思ってるときに使うと効果的です。少し、気持ちに余裕が出てくるから。

350

先ず、自分が幸せになることに集中してください。それは、別に他者を見捨てることでも、エゴイストだということでもありません。

あなた自身が、幸せで、自分らしく在ることが一番重要なのです。それは、宇宙にとって、そしてそこに在るすべての存在のためにも。