参加者の声【インナーチャイルドWS in 北軽 2021 vol.2 |アートリテラシー編 】もう自分は大丈夫!

これまで、アトリエワイエスで一年ちょっと複数の講座を受講してきましたが、インナーチャイルドは初参加でした。
これまで講座を受けながら、自分の内面と向き合うことが根本なんだと実感があり、心の動きが客観的に捉えられるように変化してきていました。

インナーチャイルドを受けるタイミングでちょうど、もやもやと抜けきらない問題が心にあったので、ちょうどこれをクリアしたいとの思いも強く、いい機会として真正面から向き合うことができました。
5日間はたっぷりあると思っていましたが、実際はあっという間でした。でもとても濃厚な時間を過ごすことができました。
いつものワイエスの温かく用意された空間で、安心して、自分のチャイルドとコミュニケーションを取ることができて、本当によかったなぁ〜と感じています。

ワークの中で、出てきたチャイルドの声と、現在抱えている問題がぴったりとリンクしていたことは、予想はあったものの、驚きでした。幼い頃に抱えた感情が心にポッカリと穴を空けているうような感覚を、もうずっと持ったまま、それも当たり前のように生きてきたのだと気づきました。やっとチャイルドの声をちゃんと聴いてあげることができ、受け止めてあげることができました。
それはなんとも言えない安堵感と、「もう自分は大丈夫だ」という感覚、不足ではなく完全な意識というような、力強い感覚です。

絵本を作る前に、自分が信じてきた黒い思い込みを書き出すワークをしました。書き出して文字にしてみると、辛い記憶がセットになって思い出されもするのですが、一方で、なんだかとても演じている役者のセリフのようだなと思い、手放しの方へ移行しているのを感じました。

絵本のストーリーや構成は自分で考えますが、相談しながら作り上げることができるので、安心して取り組んでいけると思います。相談中に、考えたストーリーを読んでいる間にも、心の奥から感動して、チャイルドが癒やされていくのを感じました。

絵本を作り上げる過程で、チャイルドに何度も何度も読み聞かせているような、満足感、安心感でとても楽しく没頭して作業しました。参加者それぞれが、自分の世界に没頭して制作しているあの雰囲気は、まるで文化祭の準備や、学生時代の美術の課題を黙々と残って作っている教室を思い出し、それもまた楽しいひとときでした。

今回、講座に参加することで、抱えていた問題は自分のチャイルドからの声だったのだと気づくことができ、合宿から戻ったあと現実的に動くことができました。チャイルドの声を受け止めて、自分の中で決め、行動する。シンプルで、とても力強いことだなぁと感じています。何かまた不足感や無価値感が出て胸騒ぎがしたときは、絵本を見返して自分の軸に戻れて役立っています。

今はもっとチャイルドの本音を聴いて、自分自身を頼りにしながら、本心からやりたいように人生を進めていきたいと思っています。

今回も、さまざまな心からのサポートに感謝しています。ありがとうございました!