参加者の声【定期専修講座 2021 in 東京】他者との繋がりを体験するために

私が無意識に、どこか日常生活の一部かと思えるような行動や取り組みがあります。
続けてることに罪悪感や「もう自分にはこれしかない」「どうせまた傷つくくらいなら」と何事にも卑下したりすることも多々あり勝手に苦労を背負ってました。

ワイエスに出会ったのも、もうかれこれ10年前くらいになるのに、こうしてworkshopに参加する。
当初はただの興味本位だったけれど、やればやるほど自身の心の状態が分かっていき、私はただただ「幸せになりたかったんだ」と当時、鎌倉由比ヶ浜の海のワークで気付きました。

そこから、ワイエスには興味のあるworkshopに参加してきましたが、主宰のエリさんから「専修講座に1度は参加してほしい」と個別で声をかけられたのが、今回の専修講座を受けたキッカケです。

こんなにたくさんワイエスのworkshop受講してきたのに、なぜそんなに専修講座をすすめてくれるのだろう?
過去のworkshopの時も個別に声をかけられました。大人になった私は直感で「よし!いこう!」と感じたので、専修講座に参加を決めました。

ここからが約半年に渡り続く専修講座の感想と気付き。

①場所が広々とした会場でボディワークもボイスワークもおもいっきりやれた。

私としてはこれが一番意外でした。
今まで鎌倉のアトリエと軽井沢のアトリエが好きだったし、都内でのworkshopは何か現実に引き戻されるような気がして、それはあまりに早く感じてしまいそうで少し怖かったんですよね。
だけど決してそんなことはなかった。

会場はプロの選手や団体さんが使用する会場なので、部屋の設備は良かったしワークに集中できた。
むしろ、受講者の方々と外で一緒にランチや夕飯を食べれたり、お互いが今どんな環境で過ごしてきたか深い話しも出来たりして、それが私は楽しかった。

②過去にやったことあるワークの内容を再確認できる。

私は10年、たくさん受講してきたので、だんだん覚えてこれた内容や表現アートセラピーの意図を理解してきたつもりだったが、私自身が仕事で表現アートセラピーを扱う事が増えてきたので、より知識を深めることができた。プロジェクターで説明してくれるのも有り難い。

③やはり半年と皆さんと関われるので、自然と絆が深まっていき、かけがえのない仲間だなと思えた。

今までの私はこういう場にいくと、たまに1人になりたくなるので壁の隅っこにいたり寝っ転がったりするなどして境界線を作ることもありました。ワークに集中するためにコンディション整えようとしてです。
他の現場ではそれを心配し駆け寄ってくれる仲間もいて、嬉しいけど正直気を遣うこともあった。

でもワイエスは、ワーク以外のそういうプライベートの時間でさえも、在るがままの私を受け入れてくれて、それが心地よかった。

こう書いていくと、やはり自分のエゴに気付かされるし、私は仲間や他者との繋がりを経験してみたかったように思える。
目の前にいる人が自分の鏡ならば、自然と大切にしたくなる。
在るがままってこういうことよって、エリさんはそんなことも私に伝えたかったのかなと思えた。

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