参加者の声【テクニカル集中講座 in 鎌倉 2020】感性をつかって「生きる!」

エリさん、スタッフのみなさま、そして参加者として集まった仲間のみんな、ありがとうございました。
あれからひと月以上経ち、あの美しかった5日間をふりかえっています。言葉にするのが大変で、書いては何度も書き直していました。でも、表現は表現のままにあらわす、と教わったように、
わたしの中にちゃんとあるあの5日間のエッセンスを言葉でもどうしても表現したかったのです。
表現というものが自分の人生にとって、とても大きなキーだと長い間思っていました。そしてそれはわたしにとって、すごく難しいテーマでもありました。生きること、表現すること、これはわたしの中で同じ意味をもちます。そのままの自分をそのまま表現するということが、日常で仕事で関係性の中でできないことが続くと、わたしは生きていない、という感覚になりました。息ができなくなるみたいに苦しかった。

あの講座の5日間、わたしたちは本当にたくさんの表現をしました。それは無理矢理ほじくり出すようなものではなく、自然と出てこれるようにガイドしていただきました。どんな表現も許されたあの安全なあたたかいスペースで、内側から出たがっていたものが現れました。感じているものをどう表現していいのかわからないときもありました。いまどんなものが起こっているにしても表現できる場にいれることが豊かだなと感じていました。
今も、4日目のみんながひとりづつ表現した場面を思い出すと、ハートがぷるぷるします。それまでの数日間では見たことのないような顔をみれたりして、さまざまな人生を生きてきた魂。ほんとに美しかった。その人がその人として存在していることに感謝と感動がわいてきて、みんなのことが愛のかたまりにしか見えなくなりました。

エリさんに表現アートセラピーのことはもちろん、いろいろなことを教わりました。なかでもわたしがとても刺激を受けたのは、衣食住をとても楽しんでいること。講座の中のワークだけでなく、生きていること全てにおいて、感性をつかって、そのものの表現を享受している姿は本当に素敵でとても触発されました。表現ってアートや歌など作品のことだけではないことが改めてわかりました。

5日間知らない人たちと生活を共にしてワークをすすめることは大きなチャレンジですが、今回全く疲れなかったのは、毎日表現をしていたこととアトリエの居心地の良さだったと感じています。その居心地の良さをつくってくれていたのはスタッフのみなさんの献身だったなとおもうのです。愛で創られた超おいしくて美しいごはんや、心からのサポートやふれあいはほんとに学ぶところがたくさんありました。ありがとうございます。

感じたことをただ現すという難しさや気持ちよさ、感情、記憶、いろんな涙、内側から起こってくるものに純粋につながったという喜び、判断や評価がない場所で自由に表現できることの軽さとしあわせ、
これからもわたしはわたしをおもいきり表現していきます。
素晴らしい体験を本当にありがとうございました。