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夢を叶えるためには、意識を望ましい方向に向けることが大切です。しかし緊張したまま、意識は望ましいほうに向いては行きません。
自分の意図を楽しい方向に向けるためには、まずリラックスする必要があります。危機的な状況の中で役立つのは、ヘルメットやスパナですが、安全で平和で楽しい世界ではそんなものは不要なのですから。

変容する自己

立春を少しばかり過ぎた日の朝、次男が大学の卒業式に出かけて行きました。 フロンティア精神あふれた芸術家肌の兄を追いかけるように同じ美術の道に進み、念願の芸大に合格したのは東日本大震災の直後でした。同じ春の日の埃っぽい風を…

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シェフに料理(願望)をオーダーした後は、あまり詳しい作り方の注文をしないでください。
料理の作り方は、シェフ(宇宙)のほうが良く知っているからです。あなたがあまり口出ししすぎると、美味しくないものになってしまうかもしれません…。
望む現実も、同じ事。思いが叶うためには、「こんな出来事が起こる必要がある…」と思い込まないほうがいいのです。

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望まないことを考え続けることは、心や頭の中(牢獄)に、怖れや渇望を閉じ込めて、その扉の前で出て来ないように見張っているようなものです。
そんなことをせずに扉を開け、その怖れや、怒り、渇望を自由に解放してあげてください。牢獄の罪人を見張っている門番は、罪人と同じぐらい不自由なのですから。
望むことに向かうために、扉から手を離し、自分が好きなところに行き、自律的に生きるほうが良いでしょう?

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なぜ、多くの人は望まないことを考え、望む事を諦め、忘れてしまうのでしょう?望むことを思い続けてください。望まないことを考える代わりに。ただ、諦めないで、望む事を想像してください。
想像することなら、たいていの人ができます。どうやったら、そうなるかを考えるから、モヤモヤして、望まないことを考えだすのです。

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意図は創造へと向かいますが、反応(本能)は古いパターンを繰り返します。本能は生存することが原理だからです。意識的(意図的)に生きるか、反応的に生きるかは、自分で決めることができます。どちらを望むのも自由ですが、簡単なのは、習慣とあっている反応的な生き方です。

慣れ親しんだ、今の人生を続けるか、創造性に満ちた人生を生きるかは、自分次第です。今の人生を変えたいのなら、意図的に生きる方法が選択肢としてあるわけです。