757 頭は知識を糧とし、心は、感情というエッセンスの源です。頭は知りたがり、心は感じたがります。さて、あなたは、一体、どちらに属しているのでしょう?頭なのでしょうか? 心なのでしょうか?それらが、食い違った時、あなたは何処にいるのでしょう?
756 対立する誰か。許したくない誰かの立場を理解してみようと思ってみてください。(難しいかもしれませんが…)そうすると、相手の気持ちを汲み取った瞬間に、許しが自動的に起こり、あなたはあらゆるブロックや制限から解放されるでしょう。
755 「許し」とは、責めるべき誰かのために行うものではなく、許せずに苦しむ自分のために行うものです。それなのに、どうして多くの人は「許さない」という選択をするのでしょう?どうしても、相手を許す気持ちになれないのは、自分の正当な気持ちが汲まれないまま(理解されないまま)になっていることへの抵抗がそうさせているのです。本当は、相手を責めたいわけではなく、謝ってもらいたいわけでもなく、本当の気持ちを理解されたいと願っているだけなのです。
754 人の為に生きる必要はありません。それは、いつしか不満に変わります。さりとて、自分のことだけしか考えずに生きることも、傲慢で孤立を招きます。それでは、お互いの為になることを話し合うというのは、いかがでしょう?
753 自分が持てるものだけを持って生活してください。人の分まで心配すると、あなたは身動きできなくなります。誰かの分は、その人達が心配すれば良いのです。いつか来る未来のことを心配しないで、今のことに気を配ってください。今、自分にとって必要でない物を維持したり、いつかのために準備するために前に進めず、身動きできずにいることは、奴隷のように生きることと同じです。
752 手放したものを後悔しないでください。それらは、「今」は必要ではなかったのですから。喪失感から、何かを求めないように。もしも、また必要になった時に、望めば自然に供給されます。その奇跡を信じてください。もしかしたら、手放したものよりも、もっと良い物がやってくるかもしれませんよ。