343

夢を叶えるためには、意識を望ましい方向に向けることが大切です。しかし緊張したまま、意識は望ましいほうに向いては行きません。
自分の意図を楽しい方向に向けるためには、まずリラックスする必要があります。危機的な状況の中で役立つのは、ヘルメットやスパナですが、安全で平和で楽しい世界ではそんなものは不要なのですから。

342

シェフに料理(願望)をオーダーした後は、あまり詳しい作り方の注文をしないでください。
料理の作り方は、シェフ(宇宙)のほうが良く知っているからです。あなたがあまり口出ししすぎると、美味しくないものになってしまうかもしれません…。
望む現実も、同じ事。思いが叶うためには、「こんな出来事が起こる必要がある…」と思い込まないほうがいいのです。

341

望まないことを考え続けることは、心や頭の中(牢獄)に、怖れや渇望を閉じ込めて、その扉の前で出て来ないように見張っているようなものです。
そんなことをせずに扉を開け、その怖れや、怒り、渇望を自由に解放してあげてください。牢獄の罪人を見張っている門番は、罪人と同じぐらい不自由なのですから。
望むことに向かうために、扉から手を離し、自分が好きなところに行き、自律的に生きるほうが良いでしょう?

340

なぜ、多くの人は望まないことを考え、望む事を諦め、忘れてしまうのでしょう?望むことを思い続けてください。望まないことを考える代わりに。ただ、諦めないで、望む事を想像してください。
想像することなら、たいていの人ができます。どうやったら、そうなるかを考えるから、モヤモヤして、望まないことを考えだすのです。

339

意図は創造へと向かいますが、反応(本能)は古いパターンを繰り返します。本能は生存することが原理だからです。意識的(意図的)に生きるか、反応的に生きるかは、自分で決めることができます。どちらを望むのも自由ですが、簡単なのは、習慣とあっている反応的な生き方です。

慣れ親しんだ、今の人生を続けるか、創造性に満ちた人生を生きるかは、自分次第です。今の人生を変えたいのなら、意図的に生きる方法が選択肢としてあるわけです。

338

誰かに協力を求めるということは、依存とは違います。協力はその字が表すように、力を共に合わせるという意味です。つまり、協力は共力と書いてもいいのかもしれません。

共に力を合わせ、何かを成すことは、楽しいことです。だから、協力を求めることを怖れる必要はありません。そして、したくない時にする必要もありません。協力は自由意志の下で行われるからです。

協力(共力)は、成果の後に喜びや楽しさを生み出します。ぜひ、協力を惜しまず、楽しんでやってください。
それが、共生する世界を創っていきます。まず、はじめに自分自身と協力関係を築いてみませんか?