光と闇を象徴するタオのワークショップを行う時はいつも予想外な出来事が起こります。 去年の夏は、突然の兄の他界に接ぎ、タオのワークショップ中には、私自身がコロナに罹患してしまい、講座が中断するという思いがけない出来事が続き…
エッセイ
ビルケナウとの対話-ゲルハルト・リヒター展にて
あなたは、絵画のバイブレーション(振動)を感じたことがあるだろうか? 20年以上も前のこと。 パブロピカソの展覧会「ピカソ 子供の世界」展Picasso’s World of Childrenを見に行った時の…
インナーチャイルドー 仮想世界を生きる分裂の仮面 vol.3
今年の春のインナーチャイルドは、いつにも増してエキサイティングで深い体験となった。毎年興味深い体験になるのだが、始まる前から何故かいつもとは違う予感がしていたのである。 コロナ禍が始まって2年以上が過ぎた。時代が目まぐる…
インナーチャイルドー 仮想世界を生きる分裂の仮面 vol.2
衝撃的なチャイルドとの出会いの後、家に戻ると私は、すぐさまスケッチブックを取り出して絵を描き始めた。夢中で描いたスケッチブックには8つの仮面を持つ、ろくろ首のような怪物の絵ができあがっていた。描いてみるとそのバケモノは意…
インナーチャイルドー 仮想世界を生きる分裂の仮面 vol.1
インナーチャイルドについて耳にしたことがある人は増えたが、その実体について知っている人は少ないのかもしれない。 私がインナーチャイルドという言葉を知ったのは、恐らく30年近く前の海外の文献だった。その当時は心理学の分野で…