冬至を過ぎたクリスマスイブの日。昊の怒りが鎮まるように数日間続いた風が止み、今年最後のワークショップがはじまりました。 1年中で、一番闇が深くなるこの時期にいつも私達は、冬至にちなんだワークショップを開いているのですが、…
エッセイ
ビルケナウとの対話-ゲルハルト・リヒター展にて
あなたは、絵画のバイブレーション(振動)を感じたことがあるだろうか? 20年以上も前のこと。 パブロピカソの展覧会「ピカソ 子供の世界」展Picasso’s World of Childrenを見に行った時の…
インナーチャイルドー 仮想世界を生きる分裂の仮面 vol.3
今年の春のインナーチャイルドは、いつにも増してエキサイティングで深い体験となった。毎年興味深い体験になるのだが、始まる前から何故かいつもとは違う予感がしていたのである。 コロナ禍が始まって2年以上が過ぎた。時代が目まぐる…
インナーチャイルドー 仮想世界を生きる分裂の仮面 vol.2
衝撃的なチャイルドとの出会いの後、家に戻ると私は、すぐさまスケッチブックを取り出して絵を描き始めた。夢中で描いたスケッチブックには8つの仮面を持つ、ろくろ首のような怪物の絵ができあがっていた。描いてみるとそのバケモノは意…
インナーチャイルドー 仮想世界を生きる分裂の仮面 vol.1
インナーチャイルドについて耳にしたことがある人は増えたが、その実体について知っている人は少ないのかもしれない。 私がインナーチャイルドという言葉を知ったのは、恐らく30年近く前の海外の文献だった。その当時は心理学の分野で…
<はるまついぶき>魂の表現者たちとすごした日々~定期専修講座を終えて~
春の息吹を匂い感じると、切なさがわいてくる。 毎年、桜の季節になる頃に、専修講座の修了式を終えるのが慣わしとなり、気づくと17年の年月が流れていた。 今年も、散り終えた桜の花びらが舞う代々木の道を歩きながら、切なくなるの…